薄毛 原因

薄毛になる原因を把握しましょう

薄毛や抜け毛にはいろいろな原因がありますが、だいたいが遺伝的要素と生活習慣にになります。
遺伝的要素はなかなか難しいですが、生活習慣が原因の薄毛は原因を知って、改善することで、予防することや育毛・発毛に活かすことも可能です。
薄毛の原因をしっかりと把握して、自分の生活習慣を見つめ直しましょう。

男性ホルモンが原因?遺伝的要素

髪の毛というのはホルモンの作用をたくさん受けています。
頭の上部は、女性ホルモンの影響を受けて生えています。
下の方は、男性ホルモンの影響を受けて生えています。

サザエさんのお父さん、波平さんが代表的な上の部分が薄い、また禿げてしまい、下のほうは残っているというのは、男性ホルモンの影響を受けてはえている部分だからなのですね。
薄くなってしまう方は、このホルモンのバランスが崩れてしまっている状態であるといいます。

遺伝的にこの男性ホルモンの分泌量が多いという方がいて、そういった方ほど、男性ホルモンのテストステロンというホルモンに影響され、髪の毛の成長を抑制されてしまうということもあるのです。

ストレスによる薄毛

仕事や家庭問題など、大きなストレスを抱えている方が多くなっています。
このストレスも、育毛が必要な状態、つまり薄毛、抜け毛に悩まされている方の原因となっています。
最近女性が社会に進出したことで、女性の薄毛の問題も多くなったのではないか?と思いますね。

ストレスを人間の体が受けると、血管が収縮し細くなります。
細くなった血管では、毛根部分にしっかり栄養分を運ぶことができなくなり、髪の毛の成長が妨げられてしまうのでは?と言われています。
ただ、化学的に証明されたとか根拠があるということではなく、まだまだ髪の毛という部分は未知の部分が大きいようです。
しかし、円形脱毛症のように、強いストレスを受けたことから、一気に脱毛してしまうということもありますから、ストレスや心の原因が髪の毛に何らかの影響を与えるということは事実だと思います。

ケア不十分や間違い

髪の毛を清潔にしているのに、フケがすごいとか、毎日しっかり洗っているのに、臭いが取れないという方がいらっしゃいますよね。
さて、本当にしっかり髪の毛を洗うことができているでしょうか。
そのケアの仕方が間違っていたり、しっかり洗えていないということで、薄毛や抜け毛になってしまっている人もいるのです。

朝晩必ずシャンプーをしているということが、頭皮を傷める原因になっている方もいますし、パーマやカラーを頻繁に行っているということで、頭皮や髪の毛が傷んでしまうということもあります。

また多いのが、髪の毛の洗い方が間違っているということです。
頭皮をきれいにしたいということから、爪を立てて洗って頭皮を傷付けてしまったり、シャンプーやトリートメントがしっかり落ちていなかったり、ということで、薄毛や抜け毛が多くなっていることもあるのです。

市販されているシャンプーには、界面活性剤が入っています。
界面活性剤が細胞内に入り込むと、細胞を傷めることになりますから、しっかりすすぎを行わないと、頭皮や髪の毛を痛めてしまう原因になるのです。
間違ったヘアケアや勘違いなケアを行っていることが、育毛が必要な状況を作り出すこともあるのです。

紫外線・冷え性・喫煙

紫外線が皮膚によくないということはよく知られています。
オゾン層の破壊によって、以前よりもずっと、害の多い紫外線が地上に降り注いでいるということも、みなさん御承知でしょう。
しかし、その紫外線などの外部からの刺激に、髪の毛も弱い、頭皮も痛むということをご存知でしょうか。

髪の毛のキューティクルというのは、紫外線によるダメージを受けやすい部分です。
波乗りをしている人は、髪の毛が茶色く変色してしまいますが、紫外線と塩によって、キューティクルが傷んでしまうのです。
紫外線を長時間浴びないという工夫も、育毛につながることです。

女性の抜け毛や薄毛には、体が冷えているということが原因の場合もあります。
体が冷えているということは、新陳代謝が悪いという状態です。
新陳代謝が悪い、イコール、血行が悪いということです。
髪の毛に良い状態ではありませんよね。

さらに、結構によくないというと、たばこもその一因となります。
たばこを吸うと、血管が収縮し、血行が悪くなるのです。
血液がしっかり流れないということは、髪の毛にも、必要な栄養分が十分にいきわたらないということですから、やはりたばこも、育毛の天敵ということになるのです。

過度なアルコール

お風呂上がりのビール、友人と一緒に鍋で一杯、おいしいですよねぇ。
アルコールは、適度に摂取することで体にもよい影響がありますが、行き過ぎたアルコールは体に悪影響を与えてしまいます。
毎日晩酌するという方も、せめて週に一回は休肝日を作りましょうといいますが、過度なアルコール摂取は本当によくないのです。

アルコールを適度に摂取し、血行が良くなるということなら、毛母細胞に血液がよく回り、栄養素をしっかり届けてくれるという期待が持てますが、たくさんのアルコール摂取は、肝臓に大きな負担をかけることになり、育毛によい影響は与えないのです。
肝臓に負担がかかり弱くなっていくと、血液に栄養素が回らなくなってしまいます。
血液に栄養素が少なくなれば、自然に、頭皮に行くはずの栄養素も少なくなります。
栄養素が少なくなれば、抜け毛、薄毛の原因となってしまいます。

お酒が好きな人はなかなか休肝日を作ることができないと思いますが、髪の毛が薄くなるかも!!と思えば、禁酒する日を作ることもできるかもしれません。
過度なアルコールではなく、体にいい影響を与える飲み方を心がけましょうね。

不規則な生活

睡眠時間があまりとれない、仕事が忙しくて、生活が不規則・・・こういう状態も、育毛にいい状態とは言えません。
ホルモンというのは、夜分泌されることが多いのです。
寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって、昼間に受けた髪の毛のダメージが修復されているのです。
だから、睡眠時間が取れない、なかなか決まった時間に眠ることができないという方の場合、髪の毛に大きなダメージの可能性があります。

確かに、私も睡眠時間が短い、という期間が継続すると、髪の毛もバサバサした感じだな・・・?と感じることがあります。
髪の毛というのは、夜間成長するといわれ、日中は成長しないといわれていますから、やはり夜、しっかり髪の毛が成長できる環境を作り出すことが必要になるのです。

仕事で睡眠時間がなかなか思うように取れないということもあるでしょうし、不規則な生活が継続してしまうこともあると思いますが、なるべく、体を休ませるということを心がけていきましょう。
若いからといって不規則な生活を続けていると、髪の毛にも相当なダメージが行っているということをお忘れなく。

バランスの悪い食事